昨日の侍ジャパンの勝利で日本は文句無しでPool Cの1位通過を決めたが、
決勝ラウンドへあと1枠。しかし、これが前回大会同様に壮絶な展開になるとは…
この試合前、
オーストラリアは勝てば文句無しの決勝ラウンドへ進出となるわけだが、負けたとしても4点差以内であればマイアミ行き。
一方で、韓国はというと、勝つだけではなく、
5点差以上&2失点以内という厳しい条件が付き纏う
だが、これだけではない。
なんと、昨日韓国を破った台湾もマイアミ行きへの可能性がある。
その条件は…
韓国が8点以上&3失点以上
極めて厳しい条件だが、台湾国民も希望を持っている。
すなわち、今日の一戦では状況次第ではあるが、
お互いにとっての敵と見えない敵(失点率)との戦いという予選ならではの壮絶な試合なのだ!
かくして、19:00に戦いの火蓋が切られた。
試合は2回表、ノーアウト1塁から5番ムン・ボギョン
2点を先制すると、3回表には、3番イ・ジョンフ
韓国のアベレージヒッターの一打で追加点をもぎ取ると、5番のムン・ボギョンもタイムリーで続く。
さらにムン・ボギョン、これだけでは終わらない。
今日3安打4打点の活躍を見せ、韓国のマイアミ行きへの光が差し込んできた!
ところが、オーストラリアもこのまま黙っていない!
5回裏、6番グレンディニングのホームランで1点を返すと、1-6で迎えた8回裏にドラマが起きる!
8回裏、先頭のパーキンスがフォアボールを選ぶと、9番のキャプテン、ケネリーが執念の犠牲バント! 1アウト2塁とすると、打席は1番バザーナ。
続くチャンスこそ活かせなかったが、
スコア的には2-6の4点ビハインド。だがこの試合は、単にスコアだけの問題ではない!
オーストラリアは9回表を無失点で凌げば、決勝ラウンド進出が決まり、
韓国は9回表に1点を取らないと、敗退が決まるという瀬戸際に立たされたのだ!
そして迎えた9回表、1アウト1塁から、打席には3番のイ・ジョンフ。打球はピッチャーのグラブを弾き、ショートへ…
しかし、ショートのデールが2塁への送球がそれて、1,3塁と願ってもないチャンスが韓国にやってきた!
これが、国際大会ならではの魔物なのか…はたまた…神の悪戯なのか…。
打席には4番アン・ヒョンミン…
まさに執念!土俵際から一転して、韓国が優位に立った!
そして9回裏、オーストラリアも希望をのせて2アウト1塁とするも、
粘るオーストラリアを振り切り、2009年大会以来となる決勝ラウンド進出が決まった!
もしかしたら、今大会の予選の中では最も壮絶な試合になるかもしれない。
これだから野球は面白い!
目の前の敵と、見えない敵との戦いで、最後の最後に韓国がマイアミ行きを決めた!